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教育、コラム

ターミナルケアについて考える

こんにちは、オルシア訪問看護ステーションの管理者の内田です。
オルシア訪問看護ステーションの特徴(強み)として、機動力の高さ(平均的に若くて元気なスタッフが多い)ことと、様々な症例に対して取り組んでいくところが強みとなります。
ケアマネさん等から求められることとして、認知症とターミナルケアがございます。
オルシア訪問看護ステーションにおけるターミナルケアについて、少し触れていきたいと思います。

<ターミナルケアとは?>
ターミナルケア(Terminal Care)とは、末期疾患や末期段階にある患者に対するケアのことを指します。一般的には、患者が治療可能な範囲を超えており、治療による回復が期待されない段階に進んでいる場合に提供されます。

ターミナルケアの目的は、患者が残りの生命を可能な限り快適に、尊厳を保って過ごせるよう支援することです。これは身体的な苦痛の緩和や精神的な支援、家族や介護者への支援、そして患者の望む場所での最期の時を迎えるための支援など、さまざまな側面にわたります。

ターミナルケアには、医師、看護師、ソーシャルワーカー、精神的支援者、宗教指導者、ボランティアなど、多くの専門家や支援者が関わることが一般的です。また、患者や家族とのコミュニケーションが重要であり、彼らのニーズや希望を理解し、それに応じた支援を提供することが求められます。

ターミナルケアは、人間の生命の最後の段階に対する理解と尊重の側面も含んでおり、その人の人生の総括と尊厳を重視します。

これは、医療者に関しては釈迦に説法でしょうか・・?
ではターミナルケアについて大切なことを、考えてみたいと思います。

ターミナルケアにおいて大切なことはいくつかありますが、以下にその中で特に重要な点を挙げてみます。

  1. 尊厳の尊重: 患者が望む生活の質を尊重し、尊厳を保ちながら最期の時を迎えることが重要です。患者の意思や価値観を尊重し、彼らが可能な限り自律的な決定を行えるよう支援します。
  2. 痛みと症状の管理: 患者が快適に過ごせるよう、身体的な痛みや症状の適切な管理が必要です。これには医薬品の使用だけでなく、緩和ケアや代替療法など、総合的なアプローチが含まれます。
  3. コミュニケーションと情報提供: 患者や家族とのオープンなコミュニケーションを通じて、状況や治療オプション、予後などについて情報を提供し、彼らが理解し、意思決定を行うためのサポートを提供します。
  4. 心理的・精神的サポート: 患者や家族が感じる不安や恐怖、悲しみなどの感情に対して、心理的・精神的なサポートを提供します。これにはカウンセリング、精神科医の支援、宗教的なサポートなどが含まれます。
  5. 家族や介護者への支援: 患者の家族や介護者も同様に支援が必要です。彼らの負担を軽減し、情緒的な支えや実用的な支援を提供することが重要です。
  6. 緩和ケアの提供: 緩和ケアは、患者や家族が望む場所で、彼らの望む形でのケアを提供します。これは病院、介護施設、自宅などで行われることがあります。
  7. 適切なチームワーク: 医師、看護師、ソーシャルワーカー、精神科医、宗教指導者、ボランティアなど、様々な専門家や支援者が協力して、患者と家族に最適なケアを提供することが重要です。中でもスピリチュアルな考え方は大切で、どのように向き合うか。それは当事者だけではなく、どちらかというと家族も救われるケースは多いかと思います。

これらの要素は、ターミナルケアにおける全体的なケアの質を向上させ、患者と家族が最期の時をできるだけ穏やかに迎えることを支援します。

経験値はベテランの看護師等と比べると、多少劣りますが、、
若いメンバーだからこそ、感受性が高く、決めつけることがなく、柔軟に対応が出来ることも
オルシアの特徴だと思っていただければと思います。

品川区を中心に、渋谷区、目黒区、港区、大田区で
必要としている方々の訪問(在宅)での寄り添いを行なっていきたい思います。
最後は自宅でと言った方々が統計として7割近くいる中で、
訪問診療や病院、ケアマネジャーと連携を図ることで、ご希望に沿った形を実現できるよう、
我々も頑張って参ります。

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