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リハビリの評価とADLの改善について

こんにちは、オルシア訪問看護ステーションの巣山です。
業務の中で、リハビリについて、利用の是非に判断が難しいといったケースが見受けられます。
また、実務上で、スタッフ毎に成果等のばらつきがあるもの事実で、
リハビリのクオリティや評価のあり方等にフォーカスしていくような取り組みを始めました。
とはいえ、どうやってやるの?といった基準がないと、正しい評価や、スタッフ間に不満が出てきます。

そこで、リハビリの評価とADLの改善について、現場スタッフと話をした上で、ステーションなりの考え方についてお伝えしたいと思います。

<はじめに>
リハビリテーションの定義について、リハビリとは、患者の健康と生活の質を向上させるために不可欠なプロセスです。そこでリハビリの評価とADL(日常生活動作)の改善に焦点を当て、
初見の評価の重要性、評価を踏まえたアプローチ方法、他のリハビリスタッフとの差のない技術とクオリティ、
そして女性の高齢者と男性の高齢者に対する留意点について考えていきたいと思います。

<初見の評価で大切な事>
初見の評価は、患者の現状を正確に把握し、適切なリハビリテーション計画を立てるために至難の業です。この段階で患者の身体機能、認知機能、心理社会的要因などを総合的に評価することが重要だと考えます。また、患者の目標や期待を十分に理解し、共有することも必要である。さらに、継続的な評価と目標の修正を行うことで、リハビリテーションの効果を最大化することが可能となるかと思います。

<評価を踏まえたアプローチ方法>
評価を踏まえたアプローチ方法は、個々の患者のニーズや特性に応じて柔軟に対応することが求められると考えます。
例えば、身体機能の改善が必要な場合には運動療法や理学療法を中心に取り組むことが効果的だと思います。
一方で、認知機能の向上が必要な場合には認知リハビリテーションや言語療法を重点的に行うことが適切と考えます。
さらに、患者の生活環境や社会的支援の有無なども考慮に入れて、継続的なサポートを提供することが重要であるとも考えております。

<他のリハビリスタッフとの差が出ない、技術やクオリティに偏りが出ないために>
まずはリハビリテーションチーム全体が一貫したアプローチを取ることが重要であると考えます。
そのためには、定期的なチームミーティングや情報共有が欠かせません。
また、リハビリスタッフ間での連携やコミュニケーションを円滑に行うことも重要と考えます。
さらに、継続的な研修や勉強会を通じて、最新の知識や技術を習得し、サービスのクオリティ向上に努めることがスタッフには求められるものとして、認識してもらいます。

<女性の高齢者と男性の高齢者に対して留意する事>
女性の高齢者と男性の高齢者では、身体的な特性や生活状況に差異があるため、
個々のニーズに応じたアプローチが必要です。
例えば、女性の高齢者では骨粗鬆症や関節リウマチなどの疾患に注意を払う必要がある一方で、
男性の高齢者では心臓病や糖尿病などの疾患によるリスクが高い場合があリマス。
また、社会的支援や家族の関与も異なる場合があり、それに応じたサポートが必要であると考察します。
カルテの状況や、コミュニケーションの中でキーパーソン、経歴といったところで、利用者の状況を把握することが必要なのではと考えます。

<結論>
リハビリの評価とADLの改善には、患者の個別性を尊重し、継続的な評価とアプローチが不可欠です。
また、チーム全体で連携し、最新の知識と技術を取り入れることで、高品質なサービスを提供することが可能となリます。さらに、女性の高齢者と男性の高齢者に対しては、それぞれの特性やニーズに留意したアプローチが求められることを理解し、適切なサポートを提供することが重要であると考えます。

更なる高みを目指すため、当ステーションでの環境づくりについて述べさせていただきました。参考になればと思います。ご質問等ありましたら、お問い合わせいただければ幸いです。

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